yamachanのメモ

日々の雑感や文献のメモ等

お買いもの『民主主義を直感するために』外

4月末の出版ラッシュ。

まずは、國分功一郎『民主主義を直感するために』。

民主主義を直感するために (犀の教室)

民主主義を直感するために (犀の教室)

佐藤優氏が絶賛している「辺野古を直感するために」をはじめとして、読むのが楽しみな論考が多数収録された一冊。既読のものもあるけど、一冊の本としてまとめて読むことができるのはありがたい。

次に、佐藤優『組織の掟』。

組織の掟 (新潮新書)

組織の掟 (新潮新書)

最近は、佐藤優氏の著作を購入していなかったけど、組織で働くことについて見直すために購入。

池田信夫『今さら聞けない経済教室』。

本書のように「わかりやすく」説明する能力はとても重要。勉強になる。

L・ウィトゲンシュタインウィトゲンシュタイン『秘密の日記』』。

ウィトゲンシュタイン『秘密の日記』: 第一次世界大戦と『論理哲学論考』

ウィトゲンシュタイン『秘密の日記』: 第一次世界大戦と『論理哲学論考』

帯には「野矢茂樹氏が推薦!」の文字。本当に面白い。

最後に、清水亮『実践としてのプログラミング講座』。

実践としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)

実践としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)

過去に出版された清水氏の著作はどれも面白かったので、本書も楽しみ。

お買いもの『日本の動物政策』外

しばらくブログから遠ざかっていた。そしてたまっていたお買いものメモ。

まずは、打越綾子『日本の動物政策』。

日本の動物政策

日本の動物政策

 私は動物に携わるような仕事をしたことがないし、現在もそのような職場にいない。でも、本書のような視座や分析枠組みから学ぶことは多い。動物という分野に限らず、「政策」に関心のある人には必読の一冊。また、「動物倫理」に関心がある人にもオススメ*1

次に、飯田泰之・木下斉・川崎一泰・入山章栄・林直樹・熊谷俊人地域再生の失敗学』。

地域再生の失敗学 (光文社新書)

地域再生の失敗学 (光文社新書)

熊谷俊人市長との対談が一番の楽しみ。

そして、滝田洋一『世界経済大乱』。

世界経済大乱 (日経プレミアシリーズ)

世界経済大乱 (日経プレミアシリーズ)

岡本全勝氏のHP( http://homepage3.nifty.com/zenshow/ )で取り上げられていた一冊。要勉強。

最後に、御厨貴『政治家の見極め方』。

政治家の見極め方 (NHK出版新書 482)

政治家の見極め方 (NHK出版新書 482)

 御厨貴氏の著作は勉強になるし、面白い。過去の著作も含め、ゆっくり読もう。

*1:本書では、伊勢田哲治氏の著作(『動物からの倫理学入門』等)も取り上げられている

お買いもの『もっとも崇高なヒステリー者』外

久しぶりに大物を購入。スラヴォイ・ジジェク『もっとも崇高なヒステリー者-ラカンと読むヘーゲル』。

もっとも崇高なヒステリー者 ――ラカンと読むヘーゲル

もっとも崇高なヒステリー者 ――ラカンと読むヘーゲル

ジジェクを読むためにもラカンについて勉強しなければ、ということで、向井雅明『ラカン入門』 。

ラカン入門 (ちくま学芸文庫)

ラカン入門 (ちくま学芸文庫)

そして、船木亨『現代思想入門』。

現代思想史入門 (ちくま新書)

現代思想史入門 (ちくま新書)

分厚い。楽しみな一冊。

最後は仕事関連で、塩浜克也『スッキリわかる! 地方自治法のきほん』。

スッキリわかる!  地方自治法のきほん

スッキリわかる! 地方自治法のきほん

地方自治法関連の本で「スッキリ」わかったことがないけど、塩浜克也氏の著作はとても勉強になり、役立つものばかりだから購入。

お買いもの『底無き意志の系譜』外

購入していた本のメモ。

板橋勇仁『底無き意志の系譜ショーペンハウアーと意志の否定の思想』。

底無き意志の系譜: ショーペンハウアーと意志の否定の思想

底無き意志の系譜: ショーペンハウアーと意志の否定の思想

板橋氏の著作については、西田哲学を勉強するときに、『西田哲学の論理と方法』や『歴史的現実と西田哲学』を読んで勉強になったので、本書も楽しみ。

次に、森政稔『迷走する民主主義』。

迷走する民主主義 (ちくま新書)

迷走する民主主義 (ちくま新書)

そして、経済学関連で、齊藤誠『経済学私小説<定常>の中の豊かさ』。

経済学私小説〈定常〉の中の豊かさ

経済学私小説〈定常〉の中の豊かさ

あと、美学関連(?)で、藤田直哉『地域アート-美学 制度 日本』、アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテン『美学』。

地域アート――美学/制度/日本

地域アート――美学/制度/日本

美学 (講談社学術文庫)

美学 (講談社学術文庫)

最後に、『週刊読書人 2016.3.11号』。

 

お買いもの『脱原発の哲学』外

興味深い本がたくさん出版されていて、その中から選ぶのが大変。

まずは、佐藤嘉幸/田口卓臣脱原発の哲学』。

脱原発の哲学

脱原発の哲学

僕は、脱原発を哲学の問題として引き受けることは重要であると考える一方で、哲学的な観点から容易に「語ることができてしまう(=批判することができてしまう)」ものでもあると批判的に捉えている。そういう自分の認識を反省するために、本書をしっかりと読みたい。

次に、吉見俊哉『「文系学部廃止」の衝撃』。

「文系学部廃止」の衝撃 (集英社新書)

「文系学部廃止」の衝撃 (集英社新書)

大学教育の問題に関心があるので購入。ICU(国際基督教大学)に関する記述もある。

そして、ミヒャエル・ハインリッヒ『『資本論』の新しい読み方-21世紀のマルクス入門』。

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門

2014年に出版された本であるが、とあることをきっかけに購入。マルクスについては以前より関心があったから楽しみ。そして、『ニュクス』第3号の第一特集の予定は、「マルクス研究の最前線(仮)」とのことであり、こちらも楽しみ。

最後に、ヘーゲル『政治論文集』。

ヘーゲル 政治論文集(上) (岩波文庫 青 629-6)

ヘーゲル 政治論文集(上) (岩波文庫 青 629-6)

政治論文集 下 (岩波文庫 青 629-7)

政治論文集 下 (岩波文庫 青 629-7)

復刊されたヘーゲルの著作。岩波文庫は素晴らしい。