自分へのご褒美に何か本を買いたいなーと、ふらりと立ち寄った本屋でたまたま見つけた一冊。プラトン『ティマイオス/クリティアス』。
今までは、入手困難な全集版でしか読むことができなかったため、図書館で借りて読んでいたけど、新訳で入手できるようになっていたとは!訳者の岸見一郎さんは、アドラーのイメージが強かったから新鮮である。
僕の中で、『ティマイオス』といえば、ジャック・デリダ『コーラ』である。
- 作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,守中高明
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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本書を講読する研究会に参加できたことは、僕にとって大変貴重なことだった。懐かしいし、また一緒に読みたい。その時には、今回購入した『ティマイオス』を持参できる。
そして、岸見一郎訳の『ティマイオス/クリティアス』で興味深かったのは、「現代の思想家たちによる言及」として、言及されている書籍とその言及箇所が掲載されている点だ(221)。ホワイトヘッド、アラン、ヴェイユ、アーレント、ドゥルーズ、ヨーナス、西田幾多郎、ハイデガー、クリステヴァ、デリダの名前がある。後からチェックしよう。
とりあえず、ずっと手元におきたかった本の一つである『ティマイオス』が、容易に入手できるようになったことは大変嬉しいことである。