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yamachanのメモ

日々の雑感や文献のメモ等

お買いもの『リップヴァンウィンクルの花嫁』外

今日は神戸に出張。出張の帰りに本屋へ立ち寄って購入した本。

まずは、岩井俊二『リップヴァンウィンクルの花嫁』。

リップヴァンウィンクルの花嫁

リップヴァンウィンクルの花嫁

岩井俊二氏の映画や小説は大好きだから本書も楽しみだし、映画も楽しみ。「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」という帯文にドキッとさせられる。

そして、ついに出た、権丈善一『医療介護の一体改革と財政ー再分配政策の政治経済学Ⅵ』、『年金、民主主義、経済学ー再分配政策の政治経済学Ⅶ』。

年金、民主主義、経済学:再分配政策の政治経済学?

年金、民主主義、経済学:再分配政策の政治経済学?

権丈善一氏の著作は全部購入し、全部読んできた。非常に勉強になるので、この2冊も必読。両著作の「はじめに」で権丈氏は「民主主義というのは実に忘れっぽいものである」(ⅰ)と指摘している。確かにそのとおりで、だからこそこの2冊(に限らず、過去に出版された権丈氏の著作はすべて)読むべきである。

この10年、社会保障はこれ以上ないほどに政争の具とされてきた。その政争の過程では、現在の制度が国民に憎悪の対象として受け止められるように政治的に仕立て上げられていくわけで、その時代に生きた国民の意識のなかには、社会保障へのいくつもの誤解、そうした誤解に基づく制度への憎しみが深く刻まれていった。そうしたなか、今デフォルトとして進められている改革ーすなわち、とくに指定しないでも進められる予定された改革ー、および必要でありながら、なお形に表すことができていない改革を着実に成功させるために大切なことは、社会保障というものに対する国民の正確な理解と国民からの協力である。(ⅲ)

 

本当にその通りで、まずはこのことをより多くの方に認識してほしい。僕も、僕なりのやり方で社会保障に今後も関わり、社会保障への誤解や憎悪を取り除いていきたいと思う。