最近はバタバタしていて、色々とさぼり気味。そして、疲れてくると考えなくてよい不安や悩みが襲ってくる。いや、疲れに甘えるからこそ、そういうものに囚われてしまうのかも…。
とりあえず、購入していた本をメモ。
まずは、宮本太郎・山口二郎編『リアル・デモクラシー -ポスト「日本型利益政治」の構想』。
- 作者: 宮本太郎,山口二郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/01/23
- メディア: 単行本
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本書をしっかりと読み、これからの政治(学)のあり方について学びたい。
次に、出口治明・島澤諭『自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議』。
自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議 (SB新書)
- 作者: 出口治明,島澤諭
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/02/06
- メディア: 新書
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「自分の半径5mから」という言葉を聞くと内向きな議論に思えるかもしれないけど、「世界史」についての本を書いている出口治明氏が議論しているということが重要。時空間的にはより大きなこと(=世界)を志向しつつ、自分の半径5mから思考し、世界を変えていこうとする姿勢、それが重要だと思う。そういうことを考えつつ読みたい一冊。
あと、松尾匡『この経済政策が民主主義を救う』。
- 作者: 松尾匡
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2016/01/20
- メディア: 単行本
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安倍政権と向き合ううえで、立憲主義「だけ」を武器にするのはよくない。経済政策においても、我々は武器をもたなくてはいけない。そのために、本書は重要であろう。
最後に、『現代思想 3月臨時増刊号 人類学のゆくえ』。
これは最高に楽しみな一冊。あえて言うなら、自然・動物・人間というものを考えるとき-学問的だけではなく、実務的にも-に、本書は重要であろう。本書で議論されているようなことを理解できる人間に、これからの社会について考えてほしい。