yamachanのメモ

日々の雑感や文献のメモ等

お買いもの『脱原発の哲学』外

興味深い本がたくさん出版されていて、その中から選ぶのが大変。

まずは、佐藤嘉幸/田口卓臣脱原発の哲学』。

脱原発の哲学

脱原発の哲学

僕は、脱原発を哲学の問題として引き受けることは重要であると考える一方で、哲学的な観点から容易に「語ることができてしまう(=批判することができてしまう)」ものでもあると批判的に捉えている。そういう自分の認識を反省するために、本書をしっかりと読みたい。

次に、吉見俊哉『「文系学部廃止」の衝撃』。

「文系学部廃止」の衝撃 (集英社新書)

「文系学部廃止」の衝撃 (集英社新書)

大学教育の問題に関心があるので購入。ICU(国際基督教大学)に関する記述もある。

そして、ミヒャエル・ハインリッヒ『『資本論』の新しい読み方-21世紀のマルクス入門』。

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門

2014年に出版された本であるが、とあることをきっかけに購入。マルクスについては以前より関心があったから楽しみ。そして、『ニュクス』第3号の第一特集の予定は、「マルクス研究の最前線(仮)」とのことであり、こちらも楽しみ。

最後に、ヘーゲル『政治論文集』。

ヘーゲル 政治論文集(上) (岩波文庫 青 629-6)

ヘーゲル 政治論文集(上) (岩波文庫 青 629-6)

政治論文集 下 (岩波文庫 青 629-7)

政治論文集 下 (岩波文庫 青 629-7)

復刊されたヘーゲルの著作。岩波文庫は素晴らしい。