週末に購入していたものをメモ。まずは、『週刊読書人2015年12月18日号』。
今週号は、年末回顧総特集号で、宮台真司・苅部直・渡辺靖「政治・社会・人文科学を振り返る」が掲載されている。この鼎談は毎年末の楽しみ。
本気で作家になりたければ漱石に学べ!: 小説テクニック特訓講座中上級者編 増補決定版
- 作者: 渡部直己
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本
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「作家になりたい」ということではなく、渡部直己氏の著作という理由で購入。この方の著作を読むと、小説をもっと読みたくなる。
三冊目は、加藤典洋『戦後入門』。
- 作者: 加藤典洋
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/10/06
- メディア: 新書
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『週刊読書人2015年12月11日号』で、橋爪大三郎氏と福間健二氏も紹介していたし、『アメリカの影』と『敗戦後論』を読んできた以上は、やはり本書も読まなきゃと思って購入。
- 作者: 木田元
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/08/27
- メディア: 文庫
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木田元が言うように、「ハイデガーの講義録で、彼が古典的なテキストを読み解いてみせるその作業を追う面白さは一種格別なもの」(22)で、最近、ハイデッガー全集をパラパラ読んでいるなかで、「ハイデガーの講義録の面白い部分だけを取り出して紹介」した「ハイデガー拾い読み」(26)と言われたら購入するしかない。
勉強時間が少なくなればなるほど、買いたい本が増えていくような気がする…。