本書は、現代思想の代表的人物の一人であるミシェル・フーコーの思索を、「一九七〇年代後半から八〇年代前半の「後期」と呼ばれる時期を中心に」(5)論じている。なぜ「後期」に注目するのか。それは、この時期に展開されたフーコーの思想は、「理論的かつ…
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