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yamachanのメモ

日々の雑感や文献のメモ等

お買いもの『正義について考えよう』

今日は仕事帰りに、とある本屋へ。僕が大好きな社会科学や哲学等の専門書は置いていないけど、その本屋にはその本屋なりの面白さがある。そこで発見した新書二冊を購入。猪瀬直樹東浩紀『正義について考えよう』、横山雅彦『完全独学!無敵の英語勉強法』。

正義について考えよう (扶桑社新書)

正義について考えよう (扶桑社新書)

 
完全独学! 無敵の英語勉強法 (ちくまプリマー新書)

完全独学! 無敵の英語勉強法 (ちくまプリマー新書)

 

猪瀬直樹氏と東浩紀氏との対談は、『思想地図β』や『震災ニッポンはどこへいく』に収録されているものがとても面白かったので、今回の新刊も購入。東氏による猪瀬氏に対する論考としては、猪瀬直樹『欲望のメディア』の解説「イデオロギーからアーキテクチャへ」がとても興味深い。

欲望のメディア (小学館文庫)

欲望のメディア (小学館文庫)

 

 本書の解説で、東氏は、猪瀬氏について次のように語っている。

猪瀬氏の行動原理はおそらく、凡百の政治家とは異なり、右や左、ナショナリズムリベラリズムといった特定のイデオロギーにはない。そしてそれは、猪瀬氏個人に政治的な「好み」がないということを意味するのではなく、氏にとってはもはや政治の本質がそのような抽象的な理念の争いではなくなってしまっている。彼の目には普通の政治は政治には見えず、むしろ普通には政治ではないものこそが政治に見え始めているということを意味している。猪瀬氏は、政治の本質がイデオロギーではなくアーキテクチャに宿っていると考えている、きわめて特異な政治家なのである。(502)

先述した対談もあわせて読むと、以上の東氏の考えがよくわかる。僕自身、猪瀬氏の著作は好きだし、政治家としての猪瀬氏にも注目していたので、『正義について考えよう』は楽しみな一冊。

 

横山雅彦氏については、大学受験のときに参考書を読んでとても勉強になったので、受験参考書以外の著作も読んでいるから、今回の新書も購入。おそらく、横山氏の参考書に出会わなかったら、大学に合格することもなかったと思うくらい、影響を受けた方である。昔読んだ参考書には、たしかタルコット・パーソンズの話もあってとても刺激的だったし、ミュージシャンの東野純直も紹介されていて、その音楽も励みになった。

とりあえず、最近は英語の勉強をできていないので、まずは本書を読んで復習をしよう。