2015-01-01から1年間の記事一覧
そういえば、昨日、本を買っていた。佐藤秀明編『三島由紀夫の言葉-人間の性』。 三島由紀夫の言葉 人間の性 (新潮新書) 作者: 佐藤秀明(編) 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/11/13 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 新潮文庫の表紙…
小西砂千夫氏を知ることになったのは、働き始めたときに、父親から「この本は読んでおいた方がいい」と、『地方財政改革の政治経済学』を勧められたことがきっかけである。 地方財政改革の政治経済学―相互扶助の精神を生かした制度設計 作者: 小西砂千夫 出…
ハイデガー「ヘーゲルの経験概念」を読んでいて、「知」「学」「哲学」といったものについてあらためて考えるようになった。そんな時に、ふと『ハイデッガー全集第45巻 哲学の根本的問い-「論理学」精選「諸問題」』を手にした。 哲学の根本的問い 「論理学…
最近はいろいろと忙しくて、ゆっくりと読書をする時間がなかった。特に、『精神現象学』「緒論」の四段落は重要な箇所でであるため、「ヘーゲルの経験概念」の当該箇所も、じっくりと読まなくては、と思っていたら、メモがすっかりと遅くなってしまった。 さ…
今日は仕事帰りに、とある本屋へ。僕が大好きな社会科学や哲学等の専門書は置いていないけど、その本屋にはその本屋なりの面白さがある。そこで発見した新書二冊を購入。猪瀬直樹・東浩紀『正義について考えよう』、横山雅彦『完全独学!無敵の英語勉強法』…
自分へのご褒美に何か本を買いたいなーと、ふらりと立ち寄った本屋でたまたま見つけた一冊。プラトン『ティマイオス/クリティアス』。 ティマイオス/クリティアス 作者: プラトン,岸見一郎 出版社/メーカー: 白澤社 発売日: 2015/10 メディア: 単行本 この…
仕事や人生で苦難に直面した時に読む本の一冊に、佐々木常夫『ビッグツリー』がある。 完全版 ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~ 作者: 佐々木常夫 出版社/メーカー: WAVE出版 発売日: 2012/01/24 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 11…
今日読んだのは、山口周『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』。 外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 作者: 山口周 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2015/10/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 以前、同著者…
ハイデガーは、「絶対的なもののみが真である。真なるもののみが絶対的である」という命題は「基礎づけることが出来ない」と指摘する(157)。 それらの命題は基礎づけられ得ないものである。それらが定立しているのは、それ自身初めて根拠となるところのもの…
よくある今年の○○冊という記事を(そのうち)書くために、購入した書籍もアップすることにした。今回掲載するのは、一昨日、西宮ガーデンズのブックファーストで購入した書籍。 文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論 (流動する人文学) 作者: 郷…
今回は、ヘーゲル『精神現象学』「緒論」の第二段落を解説した箇所のメモ。第二段落は短く、理解していたつもりだったけど、「ヘーゲルの経験概念」の当該部分の解説は難しい。でも、ハイデガーが扱っているテーマ自体はとても興味深いので、読み進めていく…
ずっと読もうと思っていたけど、なかなか読めずにいたSEALDs関連の本をようやく読むことができた。高橋源一郎 × SEALDs『民主主義ってなんだ?』と、SEALDs『SEALDs 民主主義ってこれだ!』の二冊だ。 民主主義ってなんだ? 作者: 高橋源一郎,SEALDs 出版社/…
ある研究会でヘーゲル『精神現象学』を読むことになったので、最近ヘーゲル関連の著作を読むようにしている。そして、「緒論(Einleitung)」を読み終えたところで、平凡社ライブラリー版『精神現象学』の「緒論」の本文(112-113)や末尾(119)で紹介されて…
予算要求に向けて、職場に置いていた本を持って帰ってきてお勉強。仕事に費やす時間を少しでも勉強する時間に充てることで、結果的には時間を有効に使うことができる。だから、「忙しい」「職場以外で仕事のことを考えたくない」という理由で勉強する時間を…
自治体は予算要求の時期というわけで、家にある自治体予算や地方財政に関する本を読んでみた 自治体の予算要求 考え方・つくり方 作者: 吉田博,小島卓弥 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2009/11 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含…